1となりの音へ動くのが基本
ドからレ、レからミのように、となりの音へ動くメロディは歌いやすい。逆に、高い音と低い音を行ったり来たりすると、歌うのがむずかしくなって、まとまりもなく聞こえる。
ずっととなりの音だけだと単調なので、ここぞというところで1回だけ大きくとぶと、そこが目立つよ。
2リズムをくり返す
覚えやすい曲は、たいてい同じリズムや形をくり返している。2小節のかたまりを作ったら、次の2小節も同じリズムにして、音の高さだけ少し変えてみよう。
この「くり返す小さなかたまり」をモチーフという。サビの頭のモチーフが決まれば、曲の半分はできたようなものだよ。
3終わりはドに帰る
ドレミの音階(Cのキー)では、ドがいちばん落ち着く音。メロディの最後をドにすると「終わった」感じがして、レやシで止めると「まだ続く」感じになる。
この性質を使って、前半はレで止めて「問いかけ」、後半はドで終わって「答え」にすると、8小節がきれいにまとまるよ。
4ことばの高い・低いに合わせる
日本語のことばには、高く言うところと低く言うところ(アクセント)がある。たとえば共通語では、「雨」は「あ」が高く、「飴」は「め」が高い。メロディの上がり下がりがことばと逆だと、別のことばに聞こえてしまう。
全部のことばを合わせるのはむずかしいので、歌い出しと、大事なことばだけでも合わせると、ぐっと聞き取りやすくなるよ。
5いちばん高い音は1回だけ
メロディ全体を見て、山がひとつになるようにしよう。低いところから始めて、だんだん上がり、いちばん高い音を1回だけ出して、また下りてくる。何度も高い音を出すより、1回のほうが「ここが聞かせどころ」と伝わる。
- 始まりまん中より少し低いところから、のんびり。
- 山のてっぺん後半に、いちばん高い音を長めにのばす。
- 終わりとなりの音で下りてきて、ドに帰る。