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基礎知識 ・ メロディ

メロディの作りかたのコツ

読む時間 約7分押すと歌う聞きくらべ4つ
ピコ
ピコメロディを作ってみたけど、なんだか歌いにくいし、覚えられない…
ゴンタ先生
ゴンタ先生歌いやすいメロディには、ちゃんと理由があるんだよ。5つのコツを、ダメな例とくらべて聞いてみよう。
ピコ
ピコくらべて聞けるの!? ちがいがわかりそう!
この記事でわかること

歌いやすく、覚えやすいメロディにする5つのコツ

1となりの音へ動くのが基本

ドからレ、レからミのように、となりの音へ動くメロディは歌いやすい。逆に、高い音と低い音を行ったり来たりすると、歌うのがむずかしくなって、まとまりもなく聞こえる。

同じことば・同じリズムで、音の動きだけを変えている。

ずっととなりの音だけだと単調なので、ここぞというところで1回だけ大きくとぶと、そこが目立つよ。

2リズムをくり返す

覚えやすい曲は、たいてい同じリズムや形をくり返している。2小節のかたまりを作ったら、次の2小節も同じリズムにして、音の高さだけ少し変えてみよう。

「くり返す」は、1〜2小節目と3〜4小節目のブロックの形がそっくり。

この「くり返す小さなかたまり」をモチーフという。サビの頭のモチーフが決まれば、曲の半分はできたようなものだよ。

3終わりはドに帰る

ドレミの音階(Cのキー)では、ドがいちばん落ち着く音。メロディの最後をドにすると「終わった」感じがして、レやシで止めると「まだ続く」感じになる。

ちがうのは最後の1音だけ。止まりかたの感じがまったくちがう。

この性質を使って、前半はレで止めて「問いかけ」、後半はドで終わって「答え」にすると、8小節がきれいにまとまるよ。

4ことばの高い・低いに合わせる

日本語のことばには、高く言うところと低く言うところ(アクセント)がある。たとえば共通語では、「雨」は「あ」が高く、「飴」は「め」が高い。メロディの上がり下がりがことばと逆だと、別のことばに聞こえてしまう。

どちらも歌詞は「あめがふる」。最初の2音の高さだけを入れかえている。

全部のことばを合わせるのはむずかしいので、歌い出しと、大事なことばだけでも合わせると、ぐっと聞き取りやすくなるよ。

5いちばん高い音は1回だけ

メロディ全体を見て、山がひとつになるようにしよう。低いところから始めて、だんだん上がり、いちばん高い音を1回だけ出して、また下りてくる。何度も高い音を出すより、1回のほうが「ここが聞かせどころ」と伝わる。

  • 始まりまん中より少し低いところから、のんびり。
  • 山のてっぺん後半に、いちばん高い音を長めにのばす。
  • 終わりとなりの音で下りてきて、ドに帰る。
やってみよう

自分のメロディをチェックする

  1. 作曲ラボで、自分のメロディ(なければ「はじめての曲」)をひらく。
  2. 大きくとんでいるところが多くないか、最後がドで終わっているかを、ピアノロールで見て確かめる。
  3. 気になるところを1つだけ直して、「ロボに歌わせる」で前と聞きくらべよう。

まとめ

  • となりの音へ動くのが基本。大きくとぶのは、ここぞというときだけ。
  • リズムをくり返して覚えやすく。最後はドに帰ると落ち着く。
  • ことばのアクセントに合わせて、いちばん高い音は1回だけ。

ことばメモ

順次進行
となりの音へ動くこと。歌いやすいメロディの基本。
跳躍
2つ以上はなれた音へとぶこと。目立つけれど、歌うのはむずかしくなる。
モチーフ
メロディの中でくり返される、小さなかたまり。
主音
その音階でいちばん落ち着く音。Cのキーならド。
アクセント
ことばの中の、高く言うところと低く言うところ。