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基礎知識 ・ リズム

ドラムの基本パターン

読む時間 約6分押すと鳴る自分で打ち込める
ピコ
ピコドラムって、どこで何をたたけばいいのか全然わからない…
ゴンタ先生
ゴンタ先生まずは「型」を覚えよう。ドン・タン・チッの3つの置きかたで、いろんなノリが作れるよ。
ピコ
ピコ3つだけでいいの!? やってみたい!
この記事でわかること

よく使うドラムパターンと、その打ち込みかた

1主役は3つの楽器

ドラムセットにはたくさんの太鼓やシンバルがあるけど、ビートの骨組みを作っているのは、ほとんどこの3つ。

  • バスドラム「ドン」足でふむ、いちばん低い太鼓。キックともいう。ビートの「土台」。
  • スネア「タン」パンと高くはじける太鼓。ビートの「背骨」。2拍目と4拍目に置くのが基本。
  • ハイハット「チッ」2枚重ねの小さなシンバル。細かくきざんで、速さの感じを作る。

24つの基本パターンを聞きくらべ

下の図は1小節ぶんのマス目。1マスが半拍(8分音符)で、色のついたマスで音が鳴るよ。ボタンを押すと、そのパターンをくり返し鳴らす。

マスを押すと、音を足したり消したりできる。鳴らしながら変えると、次の小節から変わるよ。
パターンノリよく使うジャンル
8ビートまっすぐ、元気J-POP、ロック
4つ打ちずっとおどれるダンス、EDM、アイドル曲
ハーフタイムゆったり、大きいバラード、サビ前の落としどころ
ヒップホップ風はねる、ためるヒップホップ、ラップ

ちがいはほとんどドン(キック)の置き場所。スネアは2・4拍目のまま、キックを動かすだけで、ノリががらっと変わるのがわかるはず。

3自分で打ち込むときのコツ

  • スネアは2・4拍目まずはここを動かさない。ここが決まっていれば、キックをどう置いてもビートがくずれにくい。
  • キックは1拍目から小節の頭にドンがあると、どこが1拍目かがはっきりする。足すなら、その間の半拍に。
  • ハイハットは一定に半拍ずつ同じ間隔できざむ。速い曲なら4分音符にへらしてもいい。

ずっと同じパターンだとあきてくるので、4小節や8小節の区切りの最後だけ、スネアを細かく連打したりする。これをフィルイン(おかず)とよぶよ。

4曲の場面で使い分ける

1曲の中でも、場面ごとにドラムを変えると、盛り上がりの差がはっきりする。

  • Aメロキックだけ、またはハーフタイムで、ひかえめに。
  • Bメロ8ビートにして、少しずつ盛り上げる。最後にフィルイン。
  • サビ8ビートや4つ打ちで、全部の楽器をしっかり鳴らす。

3拍子の曲なら、1拍目にドン、2・3拍目に軽いタン、と「ドン・タン・タン」でワルツになるよ。

やってみよう

自分だけのビートを作る

  1. この記事の図で、4つのパターンを順に鳴らす。ドン・タンを口でまねしてみよう。
  2. 「8ビート」を鳴らしながら、バスドラムのマスを1つ足したり消したりして、好きなノリを探す。
  3. 作曲ラボで「はじめての曲」をひらき、「いっしょに鳴らす」のドラムをオンにして、歌とビートを合わせて聞く。

まとめ

  • ビートの骨組みは、バスドラム・スネア・ハイハットの3つ。
  • スネアは2・4拍目に置いて、キックの場所でノリを変える。
  • 場面ごとにパターンを変えて、区切りにはフィルインを入れよう。

ことばメモ

8ビート
ハイハットを8分音符できざむ、いちばん基本のビート。
4つ打ち
バスドラムを4分音符で毎拍ドンと鳴らすビート。
ハーフタイム
スネアを3拍目だけにして、テンポが半分に感じるビート。
キック
バスドラムのこと。足でふむのでこうよぶ。
フィルイン
区切りの前に入れる、いつもとちがう短いフレーズ。おかずともいう。