1主役は3つの楽器
ドラムセットにはたくさんの太鼓やシンバルがあるけど、ビートの骨組みを作っているのは、ほとんどこの3つ。
- バスドラム「ドン」足でふむ、いちばん低い太鼓。キックともいう。ビートの「土台」。
- スネア「タン」パンと高くはじける太鼓。ビートの「背骨」。2拍目と4拍目に置くのが基本。
- ハイハット「チッ」2枚重ねの小さなシンバル。細かくきざんで、速さの感じを作る。
24つの基本パターンを聞きくらべ
下の図は1小節ぶんのマス目。1マスが半拍(8分音符)で、色のついたマスで音が鳴るよ。ボタンを押すと、そのパターンをくり返し鳴らす。
| パターン | ノリ | よく使うジャンル |
|---|---|---|
| 8ビート | まっすぐ、元気 | J-POP、ロック |
| 4つ打ち | ずっとおどれる | ダンス、EDM、アイドル曲 |
| ハーフタイム | ゆったり、大きい | バラード、サビ前の落としどころ |
| ヒップホップ風 | はねる、ためる | ヒップホップ、ラップ |
ちがいはほとんどドン(キック)の置き場所。スネアは2・4拍目のまま、キックを動かすだけで、ノリががらっと変わるのがわかるはず。
3自分で打ち込むときのコツ
- スネアは2・4拍目まずはここを動かさない。ここが決まっていれば、キックをどう置いてもビートがくずれにくい。
- キックは1拍目から小節の頭にドンがあると、どこが1拍目かがはっきりする。足すなら、その間の半拍に。
- ハイハットは一定に半拍ずつ同じ間隔できざむ。速い曲なら4分音符にへらしてもいい。
ずっと同じパターンだとあきてくるので、4小節や8小節の区切りの最後だけ、スネアを細かく連打したりする。これをフィルイン(おかず)とよぶよ。
4曲の場面で使い分ける
1曲の中でも、場面ごとにドラムを変えると、盛り上がりの差がはっきりする。
- Aメロキックだけ、またはハーフタイムで、ひかえめに。
- Bメロ8ビートにして、少しずつ盛り上げる。最後にフィルイン。
- サビ8ビートや4つ打ちで、全部の楽器をしっかり鳴らす。
3拍子の曲なら、1拍目にドン、2・3拍目に軽いタン、と「ドン・タン・タン」でワルツになるよ。