作曲講座(初歩編) / D コードと伴奏 / 第12回

第12回 ・ コードと伴奏 ・ 最終回

ビートをつけて完成

読む時間 約8分ドン・タン作曲ラボを使う
ピコ
ピコ曲はできたけど、人に聞かせるのってはずかしいな…
ゴンタ先生
ゴンタ先生最後にビートをつけて、音声ファイルにしよう。聞いてもらうと、次の曲がもっとよくなるよ。
ピコ
ピコビートがつくの!? それなら聞かせたくなるかも!
この回でできること

ドラム入りの8小節をWAVで保存して、人に聞いてもらえる

1ドラムの基本は「ドン・タン」

ドラムは、曲の拍(第3回)を音にしたもの。いろんな太鼓があるけど、初歩編で覚えるのは3つだけ。

  • バスドラム「ドン」足でふむ低い太鼓。1拍目と3拍目に鳴らす。
  • スネア「タン」パンと高くはじける太鼓。2拍目と4拍目に鳴らす。
  • ハイハット「チッ」小さなシンバル。半拍ずつ(8分音符で)きざむ。
2小節ぶん。1マスが半拍で、色のついたマスで音が鳴る。ボタンを右へ進むほど、楽器が1つずつ重なる。

「ドン・タン・ドン・タン」と口で言いながら、ひざと手をたたいてみよう。これが、J-POPやロックのいちばん基本のビート。ドンが1・3拍目、タンが2・4拍目とだけ覚えておけばOK。

28小節にビートを重ねる

第11回でコードをつけた8小節に、このビートを重ねてみよう。

メロディ・歌詞・コード・ドラムがそろった8小節。これで1曲の完成だよ。

ドラムが入ると、テンポがはっきりして、体がリズムに乗りやすくなる。そのぶんテンポ選びが大事になってくる。作曲ラボの「速さ」で、元気な歌なら速め、しっとりした歌ならゆっくりめにして、いちばん歌詞が気持ちよく聞こえる速さを探してみよう。

3WAVで保存して、聞いてもらう

できた歌は、作曲ラボの「WAVで保存」ボタンで音声ファイルにできる。WAVは、パソコンでもスマホでも聞ける音のファイルの形だよ。

使っているもの保存したファイルの場所
パソコン「ダウンロード」フォルダ
iPhone「ファイル」アプリ →「ダウンロード」。押すとその場で聞ける
Android「Files」などのファイルアプリ →「ダウンロード」

ZIPという形で保存されたときは、ファイルを開く(iPhoneはタップする)と中からWAVが出てくる。あとは、家族や友だちにメッセージアプリで送ってみよう。

聞いてもらうときのコツは、「どこがよかった?」と聞くこと。「いい」「わるい」より、好きな場所を教えてもらうほうが、次の曲にずっと役に立つ。はずかしいのは最初の1回だけ。1曲できたという事実は、もうきみのものだよ。

412回でできるようになったこと

楽譜もコードも知らないところから始めて、ここまで来た。ふりかえってみよう。

音のきほんドレミ・拍・小節がわかる第1〜3回
楽譜とピアノロールマス目に音を置ける。ドで終わると落ち着く第4〜6回
メロディと歌詞山をひとつ、問いと答え、1音1文字第7〜9回
コードと伴奏C・F・G、G→Cで帰る、ドン・タン第10〜12回

次の曲では、使う音の高さや、テンポや、言いたいことを変えてみよう。同じ作りかたでも、まったくちがう歌になるよ。もっとビートで遊びたい人は、ラップ向けのビートメーカーもあるよ。

やってみよう

ドラムを入れて、WAVで保存する

  1. 作曲ラボをひらいて、曲の名前の横の▼から「はじめての曲」を選ぶ。「いっしょに鳴らす」の「ドラム」をオンにする。
  2. 「ロボに歌わせる」で聞く。「速さ」の − + で、いちばん気持ちいいテンポを探そう。
  3. 気に入ったら、画面の下の「WAVで保存」を押す。保存できたら、だれか1人に聞いてもらおう。

ドラムとコードも、WAVの中にいっしょに入るよ。これで初歩編はおしまい。最後まで本当におつかれさま!

まとめ

  • ドラムの基本は「ドン・タン」。バスドラムは1・3拍目、スネアは2・4拍目、ハイハットは半拍ずつ。
  • ドラムを入れたら、歌詞が気持ちよく聞こえるテンポを探す。
  • 「WAVで保存」で音声ファイルにして、「どこがよかった?」と聞いてもらう。
ゴンタ先生
ゴンタ先生初歩編はこれで完成だよ。2曲目もつくってみよう。ここで覚えた作りかたが、そのまま使えるよ。

ことばメモ

ビート
曲の拍を刻むリズム。ドラムで鳴らすことが多い。
バスドラム
足でふんで鳴らす低い太鼓。「ドン」。
スネア
高くはじける音の太鼓。「タン」。
ハイハット
2枚重ねの小さなシンバル。「チッ」と細かくきざむ。
WAV
音声ファイルの形の1つ。パソコンでもスマホでも聞ける。

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基礎知識BPM・テンポとは?基礎知識ドラムの基本パターン