作曲講座(初歩編) / D コードと伴奏 / 第10回

第10回 ・ コードと伴奏

コード入門 C・F・G

読む時間 約8分3つのコード作曲ラボを使う
ピコ
ピココードって、ギターやピアノがひける人のものでしょ? ぼく楽器はひけないよ…
ゴンタ先生
ゴンタ先生コードは3つの音を重ねたものだよ。作曲ラボなら、小節ごとに選ぶだけで鳴らしてくれるよ。
ピコ
ピコ選ぶだけ! それならぼくにもできそう!
この回でできること

自分の8小節に、C・F・Gのコードを1小節ずつつけられる

1コードは、3つの音を重ねたもの

メロディは「1音ずつ順番に」鳴る音。それに対してコード(和音)は、いくつかの音を同時に鳴らしたもの。歌のうしろで鳴って、メロディを支えてくれる。

いちばん基本のコードは、ドレミの音を1つとばしで3つ重ねてつくる。ドから始めると、ド・(レ)・ミ・(ファ)・ソで「ドミソ」。これがC(シー)というコードだよ。

押すと、ピコが3つの音を順に歌ってから、コードがいっしょに鳴る。どれも「1つとばし」で重なっている。

コードの名前の C・F・G は、ドレミのアルファベットの呼びかた。いちばん下の音(根音)の名前がそのままコードの名前になる。

ドレミドレミファソラシ
英語CDEFGAB

だから、ファから重ねた「ファラド」がF、ソから重ねた「ソシレ」がG。初歩編で使うのは、この3つだけだよ。

2C・F・Gで、ドレミの7音がぜんぶそろう

なぜこの3つなのか。3つのコードの音を全部ならべてみると、ドレミファソラシの7音がそろうんだ。

メロディの音その音が入っているコード
ドC ・ F
レG
ミC
ファF
ソC ・ G
ラF
シG

つまり、ドの場所(第6回の「家」の音)から作ったメロディなら、どの音にも合うコードが必ずC・F・Gの中にある。3つ覚えるだけで、どんなメロディにも伴奏がつけられるというわけ。

3選びかた:メロディと同じ音が多いコード

コードは1小節に1つつける。選びかたのきまりはシンプルで、その小節のメロディと同じ音がいちばん多いコードを選ぶ。長い音ほど目立つので、2拍の音は2つぶんとして数えよう。

第7回のメロディの3小節目。コードと同じ音の音符は、ふちが青くなる。

この小節は「ド(2拍)・シ・ラ」。数えてみると、Cはドで2拍、Fはドとラで3拍、Gはシで1拍。いちばん多いFがよく合う。Cでもまちがいではないけれど、Gにすると少しにごって聞こえるはず。

  • 同じ数で迷ったらCを選ぶ。Cは曲の「家」のコードなので、たいてい落ち着いて聞こえる。
  • どれも合わない気がしたら小節の最初の音と、いちばん長い音に合うコードを選ぶ。
  • 最後は耳で決める数えて選んだら、必ず歌わせて聞く。気持ちいいほうが正解だよ。

48小節につけて、聞いてみよう

このきまりで、第8回の8小節(問いと答え)にコードをつけてみた。1小節ずつ数えると、こうなる。

小節番号のとなりがその小節のコード。4小節目は「ラ・ファ・レ」で、Fが2拍、Gが1.5拍なのでF。

コードがつくだけで、ぐっと「曲」らしくなったよね。ただ、よく聞くと問いのおわり(4小節目)のFは、答えのおわり(8小節目)のCとあまり差がなく、「まだ続く感じ」が少し弱い。じつはコードには並べかたの型があって、それを使うと「まだ続く」「おわった」がもっとはっきりする。それは次回のお楽しみ。

やってみよう

自分の8小節にコードをつける

  1. 作曲ラボをひらいて、曲の名前の横の▼から「はじめての曲」を選ぶ。小節番号の下にある「コード」の段を見つけよう。
  2. 1小節目のコードのマスを押して、C・F・Gから選ぶ。★がついているのが、メロディと同じ音がいちばん多いコード。選ぶとそのコードが鳴るよ。
  3. 8小節ぜんぶ選んだら、「ロボに歌わせる」で聞く。気になる小節は、ほかのコードにかえて聞きくらべよう。

作曲ラボには Am・Dm・Em というコードもあるけど、初歩編ではC・F・Gだけで大丈夫。

まとめ

  • コードは、ドレミを1つとばしで3つ重ねた音。C=ドミソ、F=ファラド、G=ソシレ。
  • C・F・Gの3つで、ドレミの7音がぜんぶそろう。
  • コードは1小節に1つ。その小節のメロディと同じ音がいちばん多いコードを選ぶ。
ゴンタ先生
ゴンタ先生次回は「曲の形とコード進行」。コードの並べかたで、問いと答えをもっとはっきりさせよう。

ことばメモ

コード(和音)
いくつかの音を同時に鳴らしたもの。初歩編では3つの音を重ねたものを使う。
根音
コードのいちばん下の音。この音の名前がコードの名前になる(ソシレならG)。
C・F・G
ドミソ・ファラド・ソシレのコード。ドから作った曲の、いちばん基本の3つ。
伴奏
歌のうしろで鳴って、メロディを支える音。コードやドラムなど。→ 第12回

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