【ライブレポート】冬の名曲が続々!「VUENOS X’mas LIVE 2017」

【ライブレポート】冬の名曲が続々!「VUENOS X’mas LIVE 2017」


12月16日、毎冬恒例のライブイベント「VUENOS X’mas LIVE 2017」が渋谷のVUENOSで開催されました。歌唱力にも個性にも秀でた実力派アーティストたちが、冬の名曲だけをカヴァーするこのイベント。今年も例に漏れず、クリスマスシーズンの雰囲気を最大限まで高めるゴージャスなステージが展開されました。

「VUENOS X’mas LIVE 2017」

「VUENOS X’mas LIVE 2017」

VUENOSを彩る幻想的な装飾が“特別な時間”であることを予感させる中、ライブは邦楽ウィンターソングのカバーからスタート。山下達郎の「クリスマスイヴ」を美しい高音ヴォイスで表現したSWEEPに続き、本イベント初出演となる未来が広瀬香美の「DEAR…again」を、同じく初出演の草川瞬(BRIGDET)がB’zの「いつかのメリークリスマス」をそれぞれ披露し、クリスマス特有の上品な空間に厚みを加えていきます。また、未来、菜々香、Lil’Fang(FAKY)による「らいおんハート」や、SWEEP、スズキ、柴田トオル、草川瞬、Kyteによるゴスペラーズの「永遠に」など、ライブを訪れた人をときめかせる珠玉のコラボレーションも“ブエクリ”の醍醐味のひとつ。普段から親交を深めているからか、出演者同士が醸し出す波長が極めて心地よく、会場にこの上ない安心感を与えてくれました。

「VUENOS X’mas LIVE 2017」

「VUENOS X’mas LIVE 2017」

その後も、女の子なら胸キュン必至のback number「クリスマスソング」で柴田トオルが美声を振るったり、當山みれいは「メリクリ」を何とも儚げな声で歌い上げるなど、この時期に欠かせない甘いバラードカバーが続々と登場。これには思わずうっとりと聴き入るほかありませんでした。また、前半戦の最後に披露された柴田トオル、スズキ、草川瞬による「僕が一番欲しかったもの」は、フロアの手拍子に包まれたアットホームな雰囲気が印象的。定番曲の底力を見た気がしました。

「VUENOS X’mas LIVE 2017」

「VUENOS X’mas LIVE 2017」

そして後半は、誰もが知る洋楽カバーが続々と。Kyteが力強い歌声で魅せた「Go the Distance」や、スズキと青野紗穂の「Beauty and Beast」、SWEEPと菜々香の「A Whole New World」など、セクシーな照明の効果も手伝って、ただでさえ麗しいデュエットがより一層輝きを増して聞こえました。そして、おなじみの楽曲をLil’Fangがカバーした「Let It Go」では、彼女の迫力満点の歌唱力が炸裂。観客は皆、完全に圧倒されてしまいました。

「VUENOS X’mas LIVE 2017」

「VUENOS X’mas LIVE 2017」

女性シンガーによるクリスマスソングメドレーでは、AI ECO INA、菜々香、青野紗穂、當山みれいが声色を変えつつ定番曲を歌唱。セクシーになったり可愛らしくなったりと、コロコロと表情を移ろわせる歌声はさすがの一言。その後、スズキのビブラートを効かせた「This Christmas」を境にステージは少しずつヒートアップし、「Santa’s Coming for us(歌唱:AI ECO INA)」「santa claus is coming to town(歌唱:菜々香)」と、煌びやかなアップチューンがアットホームな空間を演出。

「VUENOS X’mas LIVE 2017」

「VUENOS X’mas LIVE 2017」

終盤は、舞台『RENT』でミミ役を務めた青野紗穂を含めた面々が完璧なハーモニーワークを繰り広げた「Seasons of Love」を経て、イベント的にも超定番な「All I Want For Christmas Is You」を出演者全員で歌唱し、見事な大団円へ。昨年に続き登場したメンバーも、はたまた今年初めて出演を果たしたシンガーも、それぞれが真剣な眼差しでコラボレーションに取り組む姿はとても感動的でしたし、そんな彼らが実力をフルに発揮して織りなすパフォーマンスの数々は、プレゼントを独り占めしているかのように贅沢なものでした。

毎年のようにグレードアップしている「VUENOS X’mas LIVE」。次はどんな歌心で我々を楽しませてくれるのか、今から待ち遠しいです。

文:AYUMI