【レビュー】w-inds.、完全高次元な新作「We Don’t Need To Talk Anymore」を発表

【レビュー】w-inds.、完全高次元な新作「We Don’t Need To Talk Anymore」を発表


もはや説明不要。時代の最先端をゆくw-inds.が、1月11日にニューシングル「We Don’t Need To Talk Anymore」をリリース。今日までブームが続いているEDMや、ダフト・パンクやファレル・ウィリアムスの大ヒットで再評価へと繋がったディスコ・ブギーなど、世界的なトレンドをこれまでいち早く日本で取り入れてきたw-inds。通常、欧米で発祥した流行が日本のマーケットに到達するまでには、ある程度のタイムラグが生じるものですが、近年のw-inds.は世界標準のスタイルを会得し、作品として昇華するまでのタームがとにかく早いのが特徴。その時代の流れを見極める鋭い嗅覚は今や、ダンスボーカルグループとは縁遠い音楽ファンからも絶大な信頼を置かれるに至っています。

w-inds.を日本における革命的なトレンドセッターとするならば、本作「We Don’t Need To Talk Anymore」はまさに、彼らの骨頂とも言うべき1作でしょう。チル・ウェイブやアンビエント、ディープ・ハウスといった昨今のキー・ジャンルをモチーフにした妖艶なトラックは、男の色香を史上もっとも漂わせていると共に、チェイン・スモーカーズをはじめとする時代の寵児らとも志向を確かに共有しています。

ファルセットがクールに谺するドロップはとことん爽快だし、男と女の際どい関係をドラマティックに描いたリリックも見事。そして何より、この楽曲をメンバーの橘慶太が作詞作曲、さらには編曲までトータルで手がけていることに脱帽を禁じ得ません。歌って踊れて、おまけに楽曲制作にも切れるって、いったい彼らはどれだけ無敵になれば気が済むのか。緊急車両をバックにスタイリッシュなダンスを繰り広げるミュージック・ビデオや、前作「Backstage」に続いてトロピカル・ハウス風情あふれるカップリング曲「Again」も膝を打つにふさわしい仕上がりなので、シングルの隅々までじっくりと玩味することを強くオススメします。

そして3月15日には、1年8ヶ月ぶりとなるニューアルバム「INVISIBLE」のリリースも決定。つまり、トンデモな次元に躍り出た今回のシングルも、彼らにしてみればやはり、通過点に過ぎないということで・・・チクショー、ワクワクが止まらない。

文:白原ケンイチ

w-inds.「We Don't Need To Talk Anymore」
w-inds.
「We Don’t Need To Talk Anymore」
2016年1月11日発売
Amazon
iTunes

<CD>
1. We Don’t Need To Talk Anymore
2. Again
3. We Don’t Need To Talk Anymore(Instrumental)
4. Again(Instrumental)

<DVD(初回盤A)>
1. We Don’t Need To Talk Anymore (Music Video)
2. The Making of We Don’t Need To Talk Anymore Music Video

<DVD(初回盤B)>
1. The Documentary of October – November 2016

w-inds. 公式サイト