【ライブレポート】「平井 大 Live Tour 2016 〜Life is Beautiful〜」最終公演

【ライブレポート】「平井 大 Live Tour 2016 〜Life is Beautiful〜」最終公演


平井 大がこの夏、前回と同じく完全フルバンド体制でのライブツアー「平井 大 Live Tour 2016 〜Life is Beautiful〜」を開催。過去最大規模となる全国13公演を行った。9月10日に東京・昭和女子大学人見記念講堂で開催された最終公演でも、「Life is Beautiful」のMVさながらのリラクシーな雰囲気が流れるステージによって、平井 大の世界をどっぷり堪能することが出来た。

平井 大

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オープニング曲は「Faraway」。特徴的なサビで一気に盛り上げると、そのまま定番曲の「Summer Queen」を披露。フルバンドだからこそ実現出来る爽快なアレンジで、盛り上がりをさらに加速させた。Eric Clapton&Friendsのカヴァー「Call me the breeze」などを挟んだ後は、「Surf Time」で会場を南国ムード一色に。ウクレレからエレキギターに持ち替えて歌った「A Good Day」では、平井 大の渾身とも言える熱い音色が気持ちよく響き渡った。

平井大

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ここから会場は一気にメロウな空間へ。愛おしくなるほどに優しいサウンドを繰り出した「tonight」に始まり、ほっこりしてしまうインスト楽曲「Locals Only」、思わず胸が熱くなる「祈り花」など、切なさと温かみが同居した名曲を立て続けに歌唱。「Stay by my side」では『目を閉じて、大切な人を思い浮かべながら聴いてもらえれば』と前置きし、アコースティックギターとフルバンドの演奏のもと、しっとりかつドラマティックに歌い上げた。

その後、Eric Claptonの名曲「Change The World」カヴァーを皮切りに、「Stay」「I’m yours」「Island Girl」と徐々に歌唱曲のテンポが上がっていき、再び場内は南の島のような陽気な雰囲気に。前奏で大歓声が上がった「Slow&Easy」では終始手拍子が鳴り響き、会場にいる全員が心地よく揺れていた。

平井大

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ライブも終盤に差し掛かった頃、平井は『ここで嬉しいお知らせがあります!』と宣言し、秋にツアーを実施することと、カヴァー・アルバムのリリースをサプライズで発表。これを受けて、観客からは悲鳴に近い歓声が上がった。そして歌われた最後の曲は、ツアータイトルにもなっている「Life is Beautiful」。観客の手拍子や大合唱も楽曲に花を添え、会場はこの日一番の一体感に包まれた。

アンコールでは、半ば恒例となっているリクエストコーナーへ突入。「星にのせて」「Beautiful」をワンコーラスずつ披露し、旧来のファンを大いに沸かせた。ほかにも、彼自身が『歌うと初心に戻れる』と話す「ONE LOVE~Pacific Harmony~」やBob Dylanの「Knockin’On Heaven’s Door」のカヴァー、さらに大団円にぴったりの「また逢う日まで」など、プライベートな側面も垣間見れる充実のラインナップ。平井 大のソウルフルな歌唱に呼応するように、会場に居た一人ひとりが最後の最後までピースな笑顔を絶やさなかったのも印象的だった。

今やサーフミュージックの枠組みを越え、数多の人々から絶大な支持を受ける平井 大。今回のツアーで、彼の“愛されぶり”を再確認したファンもさぞかし多いことだろう。秋から始まるツアーやカヴァー・アルバムでのタイトル起用も決まっている次なるテーマは「Love is Beautiful」。これまで以上に愛へと真摯に歩み寄っていくであろう平井 大に要注目だ。

平井大

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平井 大

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文:佐々木歩

平井大
ニューアルバム『Love is Beautiful」
2016年11月9日発売
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平井大 公式サイト
平井大 Twitter