【インタビュー】Sky’s The Limit「Only Human」メジャーデビューの節目に誓うたゆまぬ歌心

【インタビュー】Sky’s The Limit「Only Human」メジャーデビューの節目に誓うたゆまぬ歌心


前田秀幸、若江爵紀、大城貴史、山本卓司の4名で構成されるヴォーカルグループ、Sky’s The Limit。2013年からおよそ半年にわたって実施されたリアルオーディション番組「X FACTOR OKINAWA JAPAN」で初代グランプリに輝いた後、沖縄を拠点に活動。インディーズでのリリースやライブを重ねるたび、その美麗な歌声には多くの注目が集まり、今日まで着実に支持層を拡大させてきた。

そんな中、8月24日にリリースされたシングル「Only Human」で、Sky’s The Limitは遂にメジャーの大舞台へ到達。表題曲では、名作ドラマ「1リットルの涙」の主題歌にも起用されたKの秀逸バラードを、抜群のコーラスワークでカヴァーしている。シンプルに、かつ荘厳に歌を届けるヴォーカルグループ界の急先鋒、Sky’s The Limit。満を持して実現した独自のインタビューを、どうぞご覧あれ。

インタビュー・文:白原ケンイチ

沖縄民謡をバックボーンに持つ頼れる兄貴分


——皆さん、2013年に開催された「X FACTOR OKINAWA JAPAN」で初めて対面したそうですが、その頃と今とでメンバーに対しての印象がどう変化したのか、皆さんの紹介もかねて聞いていきたいと思います。まずは経験豊富なリーダー、前田秀幸さんについて。

若江爵紀(以下:若江):前田くんは・・・・・・夜の男っていうイメージですね。

——夜の男?

若江:朝、昼、晩のどれかがすごく似合う人っているじゃないですか。前田くんはまさにそれで、初めて見たとき「夜っぽい兄ちゃんがいるな〜」と思いました(笑)。実際に前田くんは飲食店も経営していたし、そういう時間帯の雰囲気がめっちゃ出てましたね。

山本卓司(以下:山本):僕も似たようなイメージを持ってました。バーとか夜の店にいそうな感じですよね。あとはちょっと言いづらいですけど、ヤンキーっぽかった(笑)。

大城貴史(以下:大城):みんなが思っている”夜の男っぽさ”に同意しつつ、僕が当初感じたのは「三線以外チャラい」。三線を持ってオーディションに参加していたんですけど、後ろ髪の長さとか、そういうすべてがチャラかったんですよ(笑)。

若江:確かに、髪の毛は結構ポイントやったかもな〜。

——と、言われていますがいかがですか?

前田秀幸(以下:前田):ロックが好きなので、長髪が好きだったんです。今はばっさり切らせて頂きました。一応リーダーなので(笑)。

——では、今の前田さんについての印象は?

山本:お父さんみたいです。優しくて。

大城:前田さんのことを色々と知っていく中で、全国デビューを経験していたり、ソロとしてもバンドとしても活動していたりと、僕らがこれから迎えるであろう出来事を先に済ませている人ということが段々分かってきて。”夜の男っぽさ”というのも、「そういう経験を重ねてきた結果の姿なんだな」と思うとすごく納得出来るんです(笑)。

若江:とても頼りになりますね。「お前らついて来い!」っていうタイプのリーダーではなく、この曲を覚えなければいけないとか、こうしなければいけないということに真っ先に自分が取り組んで、リーダーシップを何も語らずとも行動でちゃんと僕らに示してくれる存在です。

前田:三人とも末っ子なので、僕が上から物を言うとやる気がなくなってしまうのは僕自身も分かっているんです。だからいちいち指摘するのではなく、「自分で気付いて欲しい」というスタンスでいつも接するようにしています。

オラオラ?インテリ?ギャップで惹き付ける個性派


——続いて大阪出身、ブラックミュージックをこよなく愛する若江爵紀さんについて。

山本:最初に会ったときは、キャッチのお兄ちゃんみたいだなって(笑)。

前田:テレビで放送していた「X FACTOR」で初めて爵紀のことを観たときは、とにかくイカついなと。しかも色黒で大阪出身と来れば、なかなか近寄りがたいキャラをしているんだろうな〜って当初は思ってましたね(笑)。

大城:風貌とか雰囲気は、僕がイメージする”リア充”そのものでした。僕は会場で割とひとりで行動することが多かったので・・・・・・こういう人にだけは絶対に負けたくないって思っていましたね。

−−と言うと?

若江:オーディションの待合室で、僕や山本は気の合った人たちと一緒に歌ったり、談笑したりすることが多かったんです。

——そのワイワイしている光景を、大城さんは見ていたと。

大城:そうです。だから僕は逆に身体をほぐしたり、黙々とトレーニングに徹していました。「俺は俺でやってやる!」と。

——現在の若江さんはどうですか?

大城:当初のイメージからそんなに印象は変わっていないですね。ただ、ライバルから仲間になった今は、一緒にいる上でプラスしかないですね。僕の対極にいる、僕にないものしか持っていない人なので。

若江:その気持ちは、僕も大城と同じです。

前田:グループ結成後もイカつさとかオラオラぶりとか、問題児な面が拭えなかったんですけど、この3年間で段々と表情が柔らかくなり、性格も普通の人に近づいてきて・・・・・・(笑)。あとはやっぱり年も近いので、今は僕の良き相談相手ですね。音楽にめちゃくちゃ詳しいので、色々と教えてもらっています。