【OTODAMAライブレポート】「Salyu × さかいゆう」〜貴重なコラボも!稀代の才能が交わっためくるめく音宴〜

【OTODAMAライブレポート】「Salyu × さかいゆう」〜貴重なコラボも!稀代の才能が交わっためくるめく音宴〜


8月に入り、夏も本番になりました!様々な音楽フェスが行われていますが、中でも音楽と海の両方を堪能出来る「OTODAMA」は最高にオススメ!というわけで今回、鎌倉・由比ガ浜のライブスタジオ「OTODAMA」とUTALABOの二度目となるコラボが実現しました!本日は、そんな「OTODAMA」で8月6日に開催された「Salyu × さかいゆう」のライブの模様を、UTALABOライターである古賀よしえと山岸真介がお届けします!

000「OTODAMA SEA STUDIO 2016 × UTALABO 特設ページ」

日本を代表する実力派シンガーソングライターのSalyuと、さかいゆうの華麗なる共演!
美しいサンセットを舞台に、二人の歌声が奇跡的な化学反応を起こした素晴らしい一夜でした。

桐嶋ノドカ

桐嶋ノドカ

まずオープニングアクトとして、自身初のワンマンツアー「桐嶋ノドカ TOUR 2016」が大好評の内に幕を閉じた桐嶋ノドカが登場。独特なオーラを見にまとった彼女は、エレキギターとピアノをバックに「風」を熱唱。繊細なピアノと力強い声で<今をただ生きてみるしかないだろう 風の中を>とエモーショナルに歌い上げ、オーディエンスはグイグイと引き込まれていきました。

最初のMCでは、この日の天気と会場の気温を考慮して「適度に休んでください」と細やかな気遣いを見せつつ、エレキギターからバイオリンに編成チェンジして「柔らかな物体」を披露。より深遠な雰囲気を醸し、桐嶋ノドカ流の厳かな愛を表現しました。さらに2回目のMCでは「楽しむ準備は出来ていますか!」元気よくと呼びかけ、「Wah」のコール&レスポンスで観客のボルテージをさらに上げていきます。その勢いのまま最後の曲「Wahの歌」になだれ込み、言葉では表せない思いを「Wah(ワー)」という叫びで表現。最後には鳴り止まない拍手が会場に響き渡り、オープニングアクトらしからぬ存在感を印象付けました。

さかいゆう

さかいゆう

さかいゆう

総立ちの観客に「みんな、汗かくぜー!」と呼びかけ登場したのはさかいゆう。MCで「昔から大好き」と告白するほどのSalyuファンであるさかいは、最初の曲「Headphone Girl」の歌詞を「ヘッドフォンではSalyuを聴く!」と変えて披露するなど、対バン相手のSalyuとの共演を心から喜んでいました。その後も、マイケル・ジャクソンの「Rock With You」を交えて歌った「サマーアゲイン」、90年代風のシンセ音で演奏された「愛は急がず」など、キラーチューンを連発。二度目のMCを終えると、デビュー曲「ストーリー」をシティ・ポップ風のバージョンで展開し、持ち前の軽快な鍵盤さばきを発揮していました。

後半には、「薔薇とローズ」でベースやギターを強調。CMソングとしても話題な曲だけあって、観客全員が一緒に歌ったりと大盛り上がりに。次の「夏のラフマニノフ」ではさらにしっとりと会場内をクールダウン。そしてラストではこのほど配信された新曲「But It’s OK !」で再度会場を熱くし、自身もすがすがしい表情を浮かべてステージを後にしました。

Salyu

Salyu

Salyu

本編の最後を飾ったのは、今や唯一無二の世界観でファンを魅了してやまないSalyu。バンドが定位置につくと、アンビエントなサウンドが会場に響き、透き通るような声でスキャットを披露。夜のとばりが静かに下り始めた由比ヶ浜を、一気にSalyuワールドへといざないます。そんな中、最初のMCでは「お付き合い頂き、ありがとうございます。楽しい夏の思い出にしていきましょう!」と声高に宣言。その後、名曲の数々を心の奥から溢れ出る心情を滑らかに表現し、穏やかなアップテンポで会場を魅了していきます。

輪廻転生をテーマにした「landmark」では、エコーがかかったシンセサイザーを基調にSalyuの表現力が爆発。会場中を、まるで深い森に迷いこんだような混沌とした空気感に仕立てました。他方、エバーグリーンな輝きを放つ次曲の「THE RAIN」では、前半でピアノ一本、後半ではディストーションのかかったギターと4つ打ちリズムの編成でドラマティックに披露。、何とも言えない感動をもたらすSalyuの真骨頂の連続に、会場はただただ食い入るように見入るばかりでした。

「海の歌を歌います」と前置きして最後に歌ったのは、歌にそっと寄り添うようなピアノとSalyuのホイッスルボイスが印象的な「Lighthouse」。花火の打ち上がるSEをバックにしんみりとした空気が会場を包み込み、公演のクライマックスらしい夏情緒が生まれていました。

Salyu × さかいゆう

Salyu × さかいゆう

アンコールでは、Salyuとさかいゆうが再びステージに登場し、ファン待望のセッションへ。
歌唱前のMCでは、「初対面で呑みながらやる曲を打ち合わせをした」と、さかいうゆうが今回の公演にちなんだ裏話を暴露。にも関わらず、彼らが山下達郎の「蒼氓」(そうぼう)のカバーをコラボレーションし始めると、和気藹々とした何とも親密なムードが充満。結果、観ていて心から幸せになる、記憶に残る盛大な大団円となりました。

 

芸術性の高い空間の中で、由比ヶ浜に吹く海風を涼しげに感じさせてくれた「Salyu × さかいゆう」。各々のソウルフルこの上ないパフォーマンスによって、心も体も満たされた人も多かったのではないでしょうか。またいつか、二人が共演する機会を楽しみにしましょう!

文:古賀よしえ/山岸真介

Salyu 公式サイト
さかいゆう 公式サイト
桐嶋ノドカ 公式サイト
音霊 OTODAMA SEA STUDIO 2016 公式サイト